「期限」がすべてを加速する
何かをしたい!と考えていても、行動できないことは多々ある。
子どもや家族の事情、体調やタイミングもあるし──だけど、どんな状況でも動き続ける人は動き続ける。利塾メンバーでも「どうしてそんなに忙しい中動き続けられるんか?体力鬼なんか?」と驚く人が多々いる。そういうスーパーマンなメンバーと言い訳マンの違いは何か?
ズバリ、期限を設けていること。
いつまでに何をやるのか、明確に期限を設定することで、人は行動に移しやすくなる。あとは自分のお尻をどううまく叩けるか?が鍵でそれが期限の設定。
「人は幸せになりたいのではなく、安心したいのだ」というLSYで学んだことを思い出した。期限を設定しないと「安心しちゃう不幸パターン」にずっと居座り続けちゃうのが人間の本能というもの。時にはだらしないボディのお尻を叩かないと前に進まないこともある。
うまくいかないことが起きても、期限を設定している人はいちいちガーン!と落ち込まず、「どうすれば達成できるか」を考え続けて進める。優秀なコントロール機能搭載のブルトーザーは強い。「行動がすべて」というのはLSYで学んだけれど、行動力を上げたいなら、まずは「いつやるのか」を自分で決めることが第一歩。
私も期限を設けて自分のお尻をペしぺしいい感じに叩いていこう。
「死ぬまでにやりたいこと」を考える
「タイムバケット」という概念がある。
これは、「人生でやりたいことリスト(バケットリスト)」を、5年・10年ごとの年代別に区切って整理する考え方で名著「Die With Zero」の中で紹介されている。

「死ぬまでにやりたいこと」と言われ、死を意識すると、人間は「何がしたいか」をマジで考えるようになる。やりたいことも意欲もどんどん湧いてくる。
LSYでも「自分の墓碑名を考える」ワークをやったけど、確かに「自分が死ぬときどうありたいか」という視点は、より自分の望む生き方へと連れて行ってくれる。「ガンジス川に灰を撒きたい」以外にももうちょっと考えなきゃな…
私はついつい自分を永遠の18歳♡(イテテテ)と思ってしまいがちだが、否。体は嘘をつかない。夜更かしはできないし暴飲暴食ももうできない。
20代だからできることがあるし、30代だからこそできることがある。年齢によってもできることが変わってくるので、そこを見据えた上でリストを作ってみると、いろんなことが見えてくる。今回の講義では、みんなでバケットリストの作り方を学び、さらに「やりたいことがすぐ浮かばない人向け」にも多々ご助言をいただいた。面白かったのは幸せの10分野という切り口。
それは、仕事、お金、モノ、体験、知性、人間関係、時間、愛、健康、実現の10分野つの切り口。
やりたいことが分からない!と言う人はこの切り口を使って何がやりたいか?を考えてみると見えてくる、というもの。日頃家事に仕事に育児に忙殺されて、「何がやりたいのかも自分の本音もわからねえ…」というそこのあなたにはぜひこの切り口を参考にして何がやりたいかを考えてもらいたい。
利永子先生からも実際にバケットリストに入れて実行した話を。Die With Zeroとあるように人はゼロで死ぬ。その時に残るのはお金ではなくどんな経験・体験・思い出を共有したか?ということ。
やりたいと思っていた経験は、向こうからはやってこない。こちらから意図してビームを飛ばして掴んでいく、それが自己実現できる人の生き方だ。皆さんも自分のバケットリストを作って、期限を設定してより望む生き方に爆速していきまっしょい!
