不幸の殻から抜け出せないあなたへ
「あああ嫌なことばかりが続く・・」「自分だけなんでこんなに大変なんだ!」と思ってしまう瞬間って、人生には結構ある。そんな時、LSYを学んだ私たちは立て直し方を知っているけれど、LSYの合言葉「他力と可愛げ」の「他力」を使えばもっと早く洞窟から抜けられる!というお話。
今回は、利永子先生が丸の内プラチナ大学 ウェルビーイングライフデザインコースで学んだ「オープンダイアログリフレクティング」を使ってみんなでやってみる試み。
このコースは、ウェルビーイング第一人者・前野ご夫妻が講師を務める、「自分らしく幸せに働き、生き生きと幸せに生きる人生をデザインするためのヒントをともに学ぶ」コース。「オープンダイアログリフレクティング」って仰々しい名前だけど簡単に言うと対話の中で他者にフィードバックしてもらうことで気付きを得る、感じ。
LSYを修了してから他力を使う、は前よりできるようになったけど、どん底の時って自分の殻にこもりがち。それで殻で「なんでなんだ!!なんてこった!」と叫んでその叫び声でさらに絶望しがち。今回のワークは殻にこもりがちなヤドカリさんなあなたを、もっと広く柔らかな世界にお連れします。
他力を使ってスピーディーに現状突破するには
最初に、LSYでも学んだ「人が困難に直面したときに陥りがちな思考パターン」について学んだ。たとえば、「今の不調が永遠に続くように感じてしまう」「自分だけがこんなに大変だ」と思い込んでしまう。「閉じたドアばかりを見つめ、開いているドアに気づけない」─画面上のみんなもめっちゃ頷いている。
そんなときこそ必要なのが、他人の視点。今回のワークでは、4人グループを作り、こんなステップで「他力を使って限界突破」していく。
1. それぞれが今抱えている悩みを1つシェアする
2. それに対して他のメンバーが質問を投げかける
3. 他の3人だけでその悩みについて対話を行う(無責任に!発言すること)
4. 感じたことを話し、みんなで振り返る
みんなの話を聞いていると、自分では気づかなかった視点、想像もしなかった考え方が次々と出てくる。まさに“他力”が生み出す気づき。
「その考え方では幸せになれないかもしれない」「もっと楽に考えてもいい」──鋭くも温かなフィードバックが飛び交う時間。悩んでいるときは視野も狭く、「なんでこうなんだああああもうだめだ」と絶望してしまうけど、他人から見ると「え、それ違くない?」と見えることも多数。
利永子先生からは「みんな、LSY忘れてない??」と鋭いひと声も。
先生の話は、単に問題点を指摘するのではなく、マインドフルネスの観点を取り入れることの大切さについても含まれていて、その大切さも改めて認識した時間になった。
人は繰り返し学ばないとすぐ今までの思考パターンに戻る。それはLSYの講座でも学習済み。
今まで学んできた「幸せのレシピ」や「意思決定プロセス」・・・人生をよりよい方向に変えていく方法はもうLSYで学習済み。それらをもう一度復習して、時にはこうして他力を使って限界突破していこ!と改めて思えた回。
悩みはゼロにはならないし人生やっぱり色々起きる。
だけど、対処方法をライフスキルを通して学んだので鬼に金棒に金棒くらいの感じである。たとえ巨大なバルタン星人(古い?)が降ってきてもうまく対処できる。
LSYを学んで各段に生きやすくなったけれど、利塾で学び続けていればLSYともずっと繋がって、自然に復習できるのがとっても良い。