今回は「運」カテゴリで住職の方のお話!利塾の勉強会の幅、いと広し。
奈良県宇陀市で日蓮宗の住職を務めている青葉寺 山口 行雅さんにお話を伺った。
行雅さんは占いや瞑想、滝行、ご祈祷を通じて、多くの方の人生の節目や悩みに寄り添ってこられた方で、「九星気学」も専門としておられる方。
九星気学とは?
九星気学は、4000年以上の歴史を持つ中国の思想に基づいた「氣の学問」。
生年月日や方位をもとに、人の性格、相性、運気の流れなどを読み解くもので人は9つの星に分類されるとするもの。「占い」と聞くと、私のような理屈屋は「それって偶然じゃね?」と言いたくなってしまうけど、九星気学はどちらかというと「気象予報」。
季節の移り変わりを知って準備をするように、私たちの運勢も“流れ”を知ることで、備えることができる、とのこと。いつも予報を見ずに傘を忘れて風邪ひく人間なので、少し背筋が伸びる。青葉寺 行雅さんは何度も「自分がどうありたいか」が一番重要と仰っていて、あくまでも賢く生きる補助輪として活用できる存在なんだなと。
令和7年のテーマは「再生と変化」
令和7年は“種”が芽吹く時期、つまり成長や発展、新しい挑戦の始まり。干支でいうとドラゴン(神の象徴)から蛇(再生と変化の象徴)へ。まさに「古きを終えて、新しきが生まれる」一年。破壊と再生のインドの神様みたい。これからどんどん変わっていくってこと!?良いことづくめじゃないか。飽き性なので変化が多いのはウェルカムだが、良い変化だけほしい。ただ一方で強い再生エネルギーが流れる年だからこそ、慎重さも必要とのこと。勢いに任せて動くのではなく、心と行動を整えながら、地に足をつけて歩むことが大切。心を整える、はLSYで何度も学んできた。LSYの学びがいっぱい生きる時期!ということや。
運勢で舞い上がったり絶望しないこと
今回は今年の運勢No.1~9までが発表された。ジャーン!
私は割と良い運勢だったのでちょっと浮かれて「今年最強じゃん!」と踊りそうになった。良し悪しが問題なのではなくて「この年をどう生かすか」が最も重要と聞いて、少し深呼吸した。今年運勢が悪いとされている星の方向けのアドバイスがめっちゃ優しい。運勢が悪い=うわあああ最悪だ!となるけど、九星気学の大きな魅力は「知ることによって備えられる」。運気が停滞する時期も、見方を変えれば“助走期間”だよと繰り返し。泣きっ面にちゃんとふわふわのタオルを差し出してくれる優しい行雅さん・・!
自分を知り、人生の舵をとるために
運命は決まっているところもあるけれど、しかし、その中でどう生きるか、どう行動するかは私たち次第、そしてご住職としては仏様の教えが一番大切、と何度も仰る。そしてどう生きるか、「どう行動するかはLSYでみんな学んだよね?」とLSYメンバーばりのリマインド。九星気学を活用することで、自分の「今の位置」を知り、これから向かうべき方向が少し見えてくるはず、とあったかいエールと共に送り出してくれた行雅さん。
人生の転機に迷ったとき、自分や大切な人の運気を知りたいとき、ぜひ一度、自分の九星を調べてみてください。そこから何かが動き出すかもしれません。
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